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デニス・ロッドマン リンク集

デニス・キース・ロッドマン(Dennis Keith Rodman, 1961年5 月13日 - )はアメリカニュージャージー州トレントン出身のバスケットボール選手。身長201センチ、体重101キロ。1980年代から1990年代にかけてNBAで活躍した。その時代を代表する優れたディフェンダーであり、歴代でも屈指のリバウンダーであった。ロッドマンのディフェンスに対する考えは NBAに多大な影響を与えた。髪を染める、全身にタトゥーを入れる、女装癖を隠さないなど独特なライフスタイルも話題を集め、コート内外で起こす様々な騒動も注目された。5回の優勝経験を持つ。ニックネームは「Worm(ワーム)」「狂気のリバウンド王」。

少年時代をオーク・クリフのプロジェクト(スラムの住人のための公営住宅)で過ごした。バスケットも高校二年のときには代表にも選ばれず、挫折して本格的に始めたのは大学に入ってからだった。それまでは空港の整備や、万引き、ホームレスなど、その後NBAプレーヤーになるとは想像すらつかぬ日々を過ごしていた。大学に入ったのも妹の友人のロリータ・ウェストブルックの勧めで、テキサス州のクッキー郡短大に進学したのである。その後サウスイースタン・オクラホマ州大学に編入し、大学の2部リーグに相当するNAIA(全国大学体育協会)で活躍した。ロッドマンは1985年と1986年にこのリーグでリバウンド首位になった。短大と大学でプレイした4年間の平均得点は25点を超え、NBAのチームにも知られるようになった。そのころから得点する事よりも、リバウンドする事のほうに快感を覚えはじめていた。

数字にも現れている卓越したディフェンス能力に比べオフェンスではリバウンド以外は数字からもその能力は低く見られるが、ブルズ時代にはトライアングルオフェンスに順応し、彼の得点能力の低さを逆利用し、得点能力の高い選手に迷わずパスを回しチームオフェンスを活性化させたり、豊富な運動量で積極的に味方選手の補助としてスクリーンを掛けにいき、味方がシュートを外せばリバウンドを制し再び味方にボールを回しセカンドチャンス、サードチャンスを渡すという非常に有機的なプレイを実践していた。リバウンドの個人タイトルだけでなくNBA優勝経験が二つのチームに渡り5度もあるという実績は、数々の名選手が一度もチャンピオンリングを手にする事なく引退していったケースを鑑みても、彼がただ偶然チームに恵まれていただけと言うにはあまりに優秀な実績であり、彼が数字に表れない独創的な在り方でチーム力にどれほど貢献していたのかは疑うべくもない。彼のリバウンドセンスは天性のものと評されることが多いが、実は(プロスポーツにおいては当然ではあるが)恒常的な努力に負っていた部分が大きい。NBA入り当時は、チームメイトが帰った後一人であらゆる角度からシュートを打ち、どこからシュートすればボールがどうリバウンドするかを研究したが、その姿勢は変わることはなく、自分のチームのシューティング練習中には、もっぱら自分で練習することはせず、チームメイトのシュートを観察していたという。これにより各人のシュートコースや、リバウンド方向の「クセ」を学習していたという。極稀にわざとゴール下のシュートを落とし、オフェンスリバウンドとして計上しているのではないか、というような印象も持たれることもあり、上記の点は真偽は不明であるが、彼自身リバウンド王の記録に多少なりとも拘っていたことは事実である。なお、人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」の主人公、桜木花道のモデルと言われているものの、作者は否定している。しかし、ロッドマンのプレイスタイルや問題児というイメージ、髪のカラーリング、活躍時期を考えれば連想されるのも至極自然なことであろう。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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